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導入事例|福島県いわき市

地域における“投資型医療”の強化に向けて、「Fit with AI Trainer」を活用した運動効果に関する実証実験を福島県いわき市にて開始

  • ヘルスケア
  • 店舗・サービスに活用

現在日本の地域医療においては、医師不足が深刻な社会問題となっています。また、超高齢化社会を迎えるにあたり、加齢により食べる量が減少し、それに伴い低栄養となり、筋力・活動量が低下することで、生活機能障害・要介護状態・死亡などの危険性が高くなった状態の高齢者の割合が増加していくことが予想されています。このような社会問題に対し、医師不足が顕著な地方医療は、業務効率化・生産性の向上のみならず、病を未然に防ぐ予防を中心とした「投資型医療」が重要です。
こうした背景のもと、地域医療の効率化・生産性向上に取り組むHealtheeOneは、「FAIT」を活用し、地域医療に積極的に取り組む福島県いわき市で、高齢者を中心とした市民に対し、運動効果に関する実証実験を開始しました。

STEP1 いわき市民を対象に、「FAIT」のウェアラブル端末を配布し、ウェアラブル端末の配布場所はいわき市内にある「いごくBOX」(1)で、対象者には「FAIT」が提供する体力測定を実施いたします。今後はいわき市が事業を実施している「オレンジカフェ以和貴(いわき)」(2)などでの測定も検討しています。

  • (1)「いごくBOX」は、有限会社ネットワーク調剤・オレンジ薬局(福島県いわき市)が運営する地域交流拠点です。交流、栄養、運動、健康、学び、遊びなどを、自由な発想で世代に関係なく地域の人達が地域の人達のために足を運べる活動的な居場所作りを目指しています。
  • (2) いわき市では認知症カフェ事業「オレンジカフェ以和貴」を実施しています。認知症の方とその家族が、認知症によって生じた生活の変化・混乱、漠然とした不安感等を、同じ立場の方と共有・共感することで解消を図るほか、専門職による相談や、認知症の正しい理解の普及啓発と地域の方の交流の場として位置づけています。詳細は以下をご覧ください。http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1454293773647/index.html

STEP2 ウェアラブル端末を配布した参加者には、通常通りの生活や運動を行ってもらい、月に一度、得られたデータを収集し、長期的なデータを記録します。

STEP3 HealtheeOne・「FAIT」が、参加者一人ひとりのデータを比較・分析します。本実験結果から、どのような生活習慣が健康に効果的かを導き出し、病を未然に防ぐ“予防”に関する、より効果的な取り組み等を提案していくことで、地域医療の向上を目指して参ります。

お客様からのご要望・課題

サービス導入による効果

  1. 課題1

    サービス導入による効果介護費用の増大についての住民の意識が低い。

    サービス導入による効果「FAIT」導入により住民の日常生活と運動に対しての意識が向上

  2. 課題2

    お客様からのご要望・課題高齢者の介護要因の大半である、筋力低下や認知症のリスクを把握できていない

    サービス導入による効果「FAIT」の体力測定によって、体力・機能について時系列で簡単にスコア化。要介護リスクへのスクリーニングとして活用ができる。

  3. 課題3

    お客様からのご要望・課題公民館などの施設に体操士を派遣し、「シルバーリハビリ体操」を実施。しかし、同体操の認知が広がらない。

    サービス導入による効果「FAIT」の体力測定によって「シルバーリハビリ体操」をリコメンドすることが可能。同体操の認知拡大に貢献

お客様プロフィール

自治体名
福島県いわき市
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