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「日常の習慣から、理想のカラダへ」イオンクレジットサービス「ROUTY」 2021.07.21 ヘルスケア

左:営業企画本部 安藤さん 右:営業企画本部 高浜さん

昨年からおうち時間が増えたことにより、健康志向が高まり、ヘルスケア需要が伸び続けています。そんな中、イオングループのクレジットカード事業を担うイオンクレジットサービス株式会社が、ヘルスケアアプリ「ROUTY(ルーティ)」を提供開始しました。

「ROUTY」は、写真撮影だけで簡単にカロリーや栄養素を記録できる「食事記録」、それらを元にした「健康アドバイス」と「レシピの提案」、そしてレシピに必要な食材をイオンネットスーパーで購入できる「買い物サポート」、そして「歩数記録」などを搭載。SNCのヘルスケアサービスプラットフォーム「X.SINCE」を活用したアプリとなります。

そこで今回はイオンクレジットサービス株式会社で「ROUTY」のプロジェクトを推進する営業企画本部商品企画・開発統括部事業開発部事業開発グループマネージャーの高浜理美さん、安藤清貴さんに、SNCの「X.SINCE」担当者の事業開発部の廣部圭祐が、アプリ立ち上げの経緯や「X.SINCE」の感触についてうかがいました。

イオンクレジットサービス初のヘルスケアサービス「ROUTY」

廣部
はじめにイオンクレジットサービス株式会社(以下、ACS)がどのような企業なのかを、あらためて教えていただけますか?

高浜
イオングループの総合金融事業を担う「イオンフィナンシャルサービス株式会社」の子会社で、クレジットカード事業と決済サービス・プロセッシング事業を担っている企業です。

ACSには、年齢や役職を問わず、社員一人一人が失敗を恐れずに新しいことに挑戦を行う風土ができています。今回のヘルスケアサービスも、新規事業立案制度に応募したメンバーにより、既存事業に関わらず自由な発想で考えていく中で生まれました。

安藤
「新規事業の創造」というミッションのもと発足したこのプロジェクトでの、初のサービス化となります。

廣部
今回の「ROUTY」プロジェクトの体制について教えてください。

高浜
弊社からは私と安藤を含めた4名体制となります。

日常の課題やコロナ禍の生活が、「ROUTY」を立ち上げる理由になった

廣部
新規事業を考える中、ヘルスケアサービスを立ち上げることになった背景を教えてください。

高浜
そこには私が日々の生活で感じていた「課題」がありました。多忙な現代生活の中、30代の子育て世代を中心に多くの女性は健康や美の追求をあきらめてしまっているところがあります。

例えばダイエットについても、ジムに通ったり、高価な健康食品を取り入れたりしないといけないというイメージを持ってしまっています。私自身も日々の仕事の忙しさによって、ダイエットが続かないという悩みを抱えていました。そこで、苦しい思いをせずに“習慣”としてのダイエットを実現したいという思いを「ROUTY」に込めました。

高浜
私は元々ジムに通って筋トレをするのが好きだったのですが、コロナ禍でジムに通うことが難しくなってしまい、自宅で筋トレをするようになりました。実際に家でトレーニングをしてみてもとくに不足を感じず、さらに睡眠時間を増やせるようになり、とても体調が良くなったのを感じました。そうした経験から、お金をかけて特別なことをしたり、良い健康食品を買ったりするよりも、日々の習慣を見直すことに効果があるという実感を得られたのです。

「X.SINCE」が可能にした、スモールスタート

廣部
プラットフォームとして「X.SINCE」を採用した理由を教えてください。

高浜
新規事業としてヘルスケアアプリを作ると決めた時点で、いくつかの開発会社とお話をさせていただいていました。しかし、どうしてもいちから新しくアプリを作るとなるとコストがかさんでしまうのが悩みの種でした。そんな中、SNCさんから「X.SINCE」の概要をうかがいました。すると「X.SINCE」を使えば、他社さんにお願いした場合と比べ大きくコストと開発日程を抑えながらスタートできることがわかり、大きな魅力を感じました。

廣部
実際に「X.SINCE」を活用されて、どのような印象を抱かれましたか。

高浜
やるべきことに集中できるプラットフォームだと思いました。通常の開発案件の場合、依頼する会社がすべての仕様を決め、受けた会社は言われことをやるだけになりがちです。「X.SINCE」にはヘルスケアアプリに必要な基本的な機能が揃っているので、カスタマイズして独自性をいかに出していくのかに集中できるんです。

それから、SNCさんとは対等の立場で協議を進めていけるので、いろんな知見をいただきながら要件を決めていけたので安心がありました。お客さまがどんな機能を求めているのかを一番に考えて開発を進められたのがとても良かったです。

高浜
また、「X.SINCE」を採用したもう一つの理由として、SNCさんはいろんな企業さんにヘルスケアの機能を提供されてきたことから、どうすればユーザーさんに使ってもらえるかという知見をお持ちだったことも挙げられます。

廣部
今後の「X.SINCE」に期待することがあれば教えてください。

高浜
今後さまざまなプロジェクトで「X.SINCE」が使われることで、お客さまのニーズを広い視野で拾えるようになると思います。それによってお客さまが求めるいろんな機能をより早く提供できることを期待しています。

糖質制限などストイックなワードを使わない、日常のダイエットを「ROUTY」で

廣部
いよいよ2021年7月1日(木)より「ROUTY」が提供開始されました。「ROUTY」によって社会にどのような変化を作りたいと考えていますか?

高浜
私たちはこのヘルスケアサービス「ROUTY」を通して、日常のちょっとした変化が健康で美しい心身を作るということを伝えていきたいと考えています。「ROUTY」でご提案するレシピでは「糖質制限」などのストイックなワードを謳わず、普通のレシピの中で工夫することで健康増進につながるように意識したものです。それにより、“健康”と“日常生活”を分けず、健康的な毎日が送れるようにできればと考えています。女性をメインターゲットと考えて開発しましたが、もちろん男性でも使っていただけるものになっていますので、ぜひ広く使っていただきたいです。

廣部
ありがとうございました。最後に、今後の「ROUTY」の展望を教えてください。

高浜
アプリの機能の更なる改善と有料メニューの提供を予定しています。また、イオングループ内の他企業との連携も進め、ネットスーパー以外のところでもお買い物が便利になる機能などを搭載し、イオンクレジットサービスだけでなくグループ全体を通して、お客さまに「イオンがあってよかった」と思えるサービスにできるよう磨いていきたいと思っています。

(イオンクレジットサービス株式会社 営業企画本部商品企画・開発統括部事業開発部事業開発グループマネージャー高浜理美さん、営業企画本部商品企画・開発統括部事業開発部事業開発グループ安藤清貴さん)

ROUTYのプレスリリース(https://www.aeoncredit.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeoncredit/Files/newsrelease/2021/news210701.pdf?la=ja-JP別ウィンドウで開きます

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